最近のご試聴

埼玉県にお住まいのK様、N様がご試聴に見えました。K様はASC-845, SD-CD3のオーナー様でご自身もドラムスを演奏されていたということでジャズを中心に楽しまれていらっしゃいますが、今回はお友人のN様とご一緒に来て頂きました。まず当ショップのメイン試聴室のASC-845J二台のマルチ駆動システムでご持参のCDを中心に試聴されました。CDはジャズではカウントベイシーのBASIE,クラシックではマイケル・ティルソン・トーマス指揮の春の祭典、火の鳥などをご持参いただき、ご自宅との比較をされました。左の写真はメイン試聴室でのご試聴の様子です。N様のご要望でCDの他、当店のアナログレコードでマイルスディビス等の試聴も行いました。メイン試聴室のウーファーボックスにはJBL4560を使用していますが、迫力あるリアルな低域とアルテックのホーンの中高域の繋がりもよくBASIEの迫力あるブラスサウンドや等身大のピアノ、フルオーケストラの多くの楽器の重なり合う部分も混濁なく再生され、大型送信管845アンプのの醍醐味を十分ご堪能いただけました。(続きあり)

 

サブ試聴室のスピーカーはアルテックの通称「銀箱」をメインにブックシェルフ型の代表としてセレッション5、タンノイM1、長谷工バックロードホーン等を用意していますが、銀箱を中心に試聴されました。アンプは新製品のASC-1215KT(KT120, KT150コンパチ機)、ASC-3023BA(300Bシングル)を試聴されました。特にASC

-1215KTでKT120を装着した場合は中低域の押し出し感があり、ジャズに最適ですが、N様はクラシックのオーケストラもKT120の方がお好みとのことでした。電源投入後、1時間以上経過しますとアンプの温度が設計温度で平衡状態となり回路定数が設計値に近づくため音色が一層纏まり、ご持参いただいたジャズボーカルのハリー・ローレンの歌声が何ともゾクゾクするほど生々しく官能的になったと大変ご好評で真空管ならではの再生音との印象を持たれたとのことでした。メイン試聴室は迫力とリアルな再生音でとことん聴き込む再生音、サブ試聴室はクリアで明快な再生音で心地よく音楽を楽しめ、両者とも味わいがあるとご好評いだだきました。

今回は遠くからお越しいただき、誠にありがとうございました。

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